母体との連携

NPO法人チアエイドとの連携

よろずやマイスターは、特定非営利活動法人チアエイドと連携しながら活動しています。
チアエイドは、若者や子育て中の在宅人材など、「働きたい」「社会と関わりたい」という想いを持ちながらも、環境や経験の壁によって一歩を踏み出しづらい人たちを支えるために生まれたNPO法人です。

学校や職場、地域との関係の中でつまずいた経験があっても、それを失敗として切り捨てるのではなく、「次につなげる力」として捉え直すこと。
チアエイドは、そうした考え方を大切にしながら、学びの場づくり、地域活動、デジタル支援を続けてきました。

地域イベントの企画・運営、商店街や団体の広報支援、ホームページやSNSなどのデジタル活用サポート。
これらはすべて、実際の現場に関わりながら経験を積み、「役に立てた」「ありがとうと言われた」という実感を得るための実践の場です。

母体との関係と役割

よろずやマイスターは、そうしたチアエイドの活動の中から生まれました。
ボランティアや学びの延長ではなく、仕事として責任を持ち、対価を受け取りながら関われる仕組みをつくること。
それが、関わる人が自立していくために必要だと考えたからです。

よろずやマイスターでは、制作や支援の現場において、経験のあるメンバーが全体を管理し、品質や進行に責任を持ちながらプロジェクトを進めています。
同時に、これから経験を積んでいく人材にとっては、安心して挑戦できる「実践の場」となるよう設計されています。

そのため、よろずやマイスターにご相談いただくことは、単なる業務委託や制作依頼にとどまりません。
ご依頼そのものが、若者や在宅人材が社会とつながり、地域の中で役割を見つけていく循環を支えることにもつながっています。

チアエイドとよろずやマイスターの違い

チアエイドとよろずやマイスターは、同じ想いを持ちながら、それぞれ異なる役割を担っています。

チアエイドは、学びや地域活動、デジタル支援の現場を通して経験を積み、自信やスキルを育てていくための「成長の場」です。

その中で、現場での実践を重ね、仕事として責任を持って関われる力を身につけた人たちが、プロとして活動するための受け皿が、よろずやマイスターです。

よろずやマイスターは、チアエイドでしっかりと成長した人材が、伝える力・創る力を活かし、実務として価値を提供していくための創作集団です。

その想いを込めて、私たちは
「伝わる創作集団 よろずやマイスター」
という名前を掲げています。

母体とつくる循環

チアエイドは、「人と接するのが怖い」「自信がない」「一歩踏み出すのが不安」
そんな人たちが、無理のない形で社会と関われる場所であり続けたいと考えています。
よろずやマイスターは、その想いを現場で形にするための取り組みです。

支援を受ける側と、支援をする側。
その境界を固定せず、人が育ち、地域に還り、また次の現場へとつながっていく。
チアエイドとよろずやマイスターは、そんな循環を大切にしながら活動を続けています。